定期的なキャリアコンサルティング

節目でのキャリアコンサルティング

本日は、愛知県内で個別キャリアコンサルティングを行ってきました。1年半前伺った事業所様で2回目の実施だったのですが、面談をしていただいた方達から、定期的なキャリアコンサルティングの有用性を教えていただいた気がします。

日本には、まだ、キャリアコンサルティングを自主的に受けるという風土がありません。新卒や転職の就職活動の際に教育機関や人材紹介会社、ハローワーク等の需給調整機関で相談を受ける方もいらっしゃいますが、職に就ている方が、自分のキャリアについて専門家に相談するということはまだまだ少ないのではないでしょうか。

しかし、働いている方も、職業知識・技能の習得や、異動などの職場環境の変化、プライベートでの転機など、様々な「節目」が存在します。そのタイミングで、誰かに折り入って真剣に話をしてみること、つまり、キャリアコンサルティングを受けることは、客観的に自分の「これま」でと「これから」を考えるきっかけ、そして、真剣に「自分」を考えるきっかけになると思います。。

今は必要のないキャリアコンサルティング。でも、定期的にその「場」が設けられることで、来るべき転機について、想定外の転機について、そして、より良い働き方について、考えることができるという安心感は大きいのではないでしょうか。

2016年度から制度化されたセルフ・キャリアドック制度の本来の意味は、ここにあるのだと思わされた1日でした。