コミュニケーションは確認が必要
本日は、愛知県内の専門校でコミュニケーションの講習を行いました。
今回のテーマは「確認」。コミュニケーションの確認といっても、何をどう確認したらいのか、働くことを直前に控えていることもあり、より現場での実戦に近い内容で行いました。
夏に続いて、今季2度目の開催でしたが、受講生のみなさんも覚えてくれており、お互いに自己紹介なしでスタート。
ペアの講師の方と二人で、よくある場面を実演し、このままのコミュニケーションだとこの後どうなってしまうのか、どんなことが起こってしまう危険があるのかを考えます。
実は、実演する講師二人も、今日、この場に集まるに当たって、コミュニケーションのミスがあり、危うく会えない可能性があったところを、「確認」によって無事会うことができたばかり。
その事例も交えながら、次は、伝える側、受け取る側がどんな「確認」を行えば、行き違いがなく、トラブルにならないかをみんなで考えていきました。
確認について学んだ後は、グループで実戦です。カードを用いたワークを行いながら、コミュニケーションの確認を意識して、話し合い、課題を解決していきました。
二つの確認
コミュニケーションの確認は、曖昧な表現を具体化、数値化して、相手と共有理解をするために欠かせません。受講生に、「朝一に集合」といっても、「始発」「就業開始時間」「朝6時」など、様々な認識がありました。この認識を統一する確認には方法が大きく二つあります。
「朝一は何時ですか?」と相手にそのままわからない部分を尋ねる確認と
「朝一は、就業開始時間でいいですか?」と自分の理解を相手に伝える確認
普段は何気なく行なっているかもしれませんが、時と場合により、これらの確認を使い分けることで、コミュニケーションのミスが防げます。
大切なことは「つもり」をなくすこと。「言ったつもり」「このつもりだった」など、自分の一方的な理解で物事を進めてしまうと、コミュニケーションのミスから、トラブルが起きやすくなります。
私自身も、自分のコミュニケーションを振り返った1日でした。