こんにちは
キャリアサポートオフィスｐｒｏｃｅｓｓの
星野 宏です。
先日は、就職、進学の進路を考える高校2年生向けに
進路ガイダンスを行ってきました。
現時点で８～９割が就職を考えてはいたのですが
まだ、どんな仕事を選んだらいいのかわからない状態。
進学希望の生徒も、本当に進学で良いのか
勉強するなら公務員が良いのか決めきれないでいました。
そんな中、私が伝えたかったことは、
・意識をする。
・自分で調べる。
・自分で決めている感覚を持つ。
この３点。
今回は事前に進路決定にあたって聞きたいことを
全員（１６０名ほど）にもらっていました。
その中から見えてきたことが
まだ、真剣に考える準備が出来ていないことでした。
私たちは情報がない中から決定することが出来ません。
何か食べたい？と聞かれたときに
全く知らない料理を答えることが出来ないように
仕事や大学、専門学校についても
十分な情報がない中では、決定もできません。
しかし、情報は日常にあふれています。
少し、仕事ということに意識を向けるだけで
テレビ番組や新聞、もっと言えば
普段接している親御さんや先生を見る目が変わってきます。
さらに、情報は与えられるのを待つのではなく
自分で調べる習慣を今から持っておくと
仕事をしてからたくさん覚えていけるようになります。
人から聞いたことはすぐに忘れてしまっても
自分で苦労して調べたことは忘れにくい。
そして、一番大事なことは、自分で決めるということ。
私たちは色々なことを自分で決めています。
普段の何気ない行動でもすべて自分で決めています。
周りから命令されても、依頼されても、やらなければならないルールでも
やると決めているのは自分自身。
その感覚を持っていないと、何かうまくいかないときに
周りのせいにして自分で責任を取らなくなってしまいます。
そんなつまらないことはありません。
自分の人生、すべて自分で決めて、自分で責任をもっているから
なんでもできる！
自分で決めたのだから、多少、後悔があったとしても
そこからまた前に進んでいける。
一生懸命うなづきながら聞いていた生徒の姿に
私も力が入りました。
私の夢は、こうして出会った彼らと、
いつか再会し、一緒に仕事を楽しむこと！
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1級キャリアコンサルティング技能士、公認心理師
高校や大学での若年層のキャリア形成支援を中心に、企業や官公庁での研修や個別キャリアコンサルティングを行うフリーランスキャリアコンサルタント