働くことへの関心
本日は、名古屋市内で、理系学生向けの就職セミナーを行いました。
2ヶ月後の3月に解禁となる2019卒の新卒向けの就職活動。ですが、現実は業界研究会やインターンシップなど、様々な方法で、企業の情報を伝える機会は増えており、動いている学生にとっては、もう就職活動はとっくに始まっているのかもしれません。
本日会場に来ていた学生は、まさにその真っ只中。リクルートスーツを身につけ、開始時間前からノートを広げ、真剣な表情でメモをとる姿に、働くことへの意気込みを感じます。
近年、人材不足から求人倍率が上がり、年々売り手市場傾向が高まっています。世の中で、経済の不安要素はくすぶっていますが、おそらくこのままいけば、2019卒もこの傾向は続くと思われます。
学生にとっては仕事がある状態はありがたいことだと思いますが、一方、ありすぎることで、難なく就職ができてしまうという見方も。売り手市場のため、しっかりと企業のことを理解して、就職活動を行わなくても、内定がもらえて「しまう」のです。
その結果、統計はとってないですが、私自身、2018年卒の学生対応では、例年より内定辞退の相談が多く、中でも、「あまり知らずに内定をもらい、不安になってきた」という相談が複数ありました。
売り手市場であるからこそ、手を抜くのではなく、より良い、納得のいく選択を行えるように、判断材料をしっかりと集めて検討していってほしいです。
若い彼らが、働く事に興味関心を持って、自ら進んで情報収集し、仕事と出会えるように、今年も頑張ってまいります。