苦労の醍醐味

こんにちは
キャリアサポートオフィスprocessの
星野 宏です。

梅雨の時期になってきました。
湿気も多くすっきりとしない日が続き
気分も晴れやかにはならない方も多いかもしれません。

人生も同じで、晴れの日だけではなく
時には、長い雨が続くこともあります。

悩んで、苦労する毎日は、
梅雨のように晴れやかな気分とは言い難いかもしれません。
その苦労ですが、若いうちは買ってでもしろ
という諺があるくらい、苦労はしたほうがいいと言われます。
では、苦労する事が本当に良い事なのでしょうか

私は以前、レコーディングエンジニアを目指して勉強していました。

その当時、雑誌かなにかで読んだある有名なレコーディングエンジニアの方の
お話が、今でも私の中に残っています。

「自分のレコーディング技術を高めたいなら
最新機材の揃った真新しいレコーディングスタジオに行くのではな
機材もほとんどなく、環境が悪いスタジオに行ったほうがいい。
そこで、どうやったら良い音がとれるかを必死に思考錯誤することで
レコーディングの本質がわかり、技術が身に着く。」
と。
苦労とは
力を尽くし、苦しい思いをすること。
逆境にあって、辛い目にあいながら努力すること。
ただ単に、苦しい事を経験する事ではありません。
辛い状況を耐え忍ぶ事でもありません。
自分なりに、真剣に、必死に、悩んで考えて
そこで力を尽くして努力をしないと全く意味がないのです。
辛い状況が過ぎるのをただじっと耐え忍のではなく、
その状況をどうやって乗り越えていくのかを真剣に考え
自分から向かっていく事に苦労を買う意味が出てきます。
何度やってもうまくいかず、どうしていいかわからない。
もう嫌だ、投げ出したい。
でも、諦めずに考えて必死に挑み続ける。
だからこそ確実に力が付いています。
その瞬間、渦中にいる間は力が付いていることが

自分ではわからないため、苦しさしかないかもしれません。
しかし、そこから先に抜け出すと、きっとそれまでとは違った自分が待っています。

さらに苦労は、もっと素晴らしいものを私たちにもたらしてくれます。

ヘリコプターで山の頂上に連れて行かれて見る景色と
麓から自分の足で何時間もかけて登り切った先で見る景色
どちらが素晴らしいでしょう

スーパーで購入したトマトと
苗から何カ月もかけて一生懸命自分で育てたトマト
どちらがおいしいでしょう

言うまでもありません

力を尽くして、苦しい思いや辛い思いをするからこそ
その後に得られるものの重みが何十倍にもなるのです。
一度きりの人生です。
一つでも多くの喜びを味わいませんか?

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