リアリティショックを最小限に
大学3年生向けの就職ガイダンスイベントで、「職種・仕事理解」をテーマにセミナーを行いました。
会場には朝から100名以上の学生が集まり、セミナーが始まると、真剣な表情で、メモをとる学生たちの姿。このテーマへの関心の高さがうかがえます。
進路についてははっきりと決まっていない方が多かった様子ですが、今後の職業理解について、行動目標を建てられたのではないでしょうか。
現在の国内労働市場は、売り手市場で人材不足。地域によっても格差があり、大変深刻な人手不足に陥っているところも。
また、職種別の求人倍率にはかなりの差が見られ、職業の偏りが問題になっています。ただ、これはあくまでも現在の話。この状況がいつまで続くかはわからないですが、今後、大きく変化していく可能性は十分に考えられます。
特にAI等、新しい技術や概念が入ると、社会の変化は加速的に進む傾向が近年は見られています。
現在ある職業を選択し、そこを目指すことだけを考えていると、職を失う可能性が以前よりも高くなってきているよう感じます。
今後は、自主自律的に、社会や顧客のニーズを察して仕事を生み出していく力を養っていかなければ、社会で通用しなくなってしまう時代も、そこまできてはいないでしょうか。
そうならないためにも、各自がしっかりと考え、主体的なキャリア形成を考えていく必要があります。