進路を考える子どもとも向き合い方

親と子は別人格の人間

岐阜県内の高校で保護者の方向けに進路を考える子どもとも向き合い方についてお話しさせていただきました。

子育ての大先輩と、教員の方々を前にいつもよりも緊張はありましたが、あくまでも若者支援を行う立場としてお伝えいたしました。

普段、多くの学生・生徒の就職相談を受ける中で親の関わり、価値観が本人に与える影響の強さを感じています。

今まですべて親が決めてきた道をたどってきたため、自分で今後の進路を決められない方。褒められた経験がなく、否定ばかりされてきたため自信がなく、自分から何かに取り組もうと出来なくなっている方。

親御さんとしては、お子さんのことを一所懸命にかんがえ良かれと思ってやっています。しかし、お子さんにとってはそれが負担となり、悪影響になってしまっていることもあるということをしっかりと認識していかなければなりません。

あくまでも、親と子は別人格の人間。お子さんを適度な距離感で見守る姿勢は大切にしたいですね。

今回は、美術の先生が素敵な垂れ幕を作って頂きとても暖かい気持ちになれました。