暖かい贈り物 〜職業講話の感想〜

先日、職業講話を行なった中学校の生徒たちから、メッセージが届きました。一人ひとり手書きで一生懸命書いてくれた感想文。とても心が温まります。

読んで驚いたことは、全員がそれぞれの学びや気づきを書いてくれたこと。生徒なりに、私の話から、私が話した以上のことを、感じ取り、考え、そして、自分の中で消化して言葉にしてくれていました。

「働くためには、これが大事だ!」と決めうちで伝えなければならないこともあるかもしれませんが、キャリア教育ではそれだけでなく、より多くの価値観や職業観、人生観と触れながら、自分自身で考えていける力、学びを自分のものにしていける力を大切に扱っていければと私は考えています。

そして、キョウイクは「共育」なのかとも思います。当日の生徒たちとのやり取りや、今回の感想から、私自身も学ぶことが多く、生徒たちに教えられることもありました。「教えて育てる」ではなく、「共に育つ」ではないかと。

私の中学時代の担任が教えてくれた「学ぼうとする力」。これを私も忘れず、関わる生徒たちと、今後も共に学んでいければと思います。