こんにちは
キャリアサポートオフィスprocessの
星野 宏です。
今回は、税関職員様向けのハラスメント研修を行いました。
最近はニュースで、長時間労働とパワーハラスメント裁判や、
最高裁のマタニティーハラスメントなど
ハラスメントに関する話題が多くなっています。
実際に相談件数も増加しており、
認知が進み、意識を持った方が増えることを願うところです。
ハラスメントをなくすために大切なことの一つが、
この「意識」の部分です。
今回の研修でも、チェックシートをもとに
自分の意識を振り返る時間を設けました。
その中で、一番皆さんがはっとされていたことが
「男性はもっと家事を手伝うべきである」
という項目です。
セクシュアルハラスメントは、性差による役割についても
該当する場合があります。
「男のくせに○○」、「女だから○○」という発言は
相手が不快に感じればハラスメントです。
こういった発言は、潜在的な性差の役割意識を自分が持っていると
どうしても表面に出てきます。
それが、この設問。
皆さん、この質問に、「そうだ」と手を挙げていました。
これは、女性の方も手を挙げていました。
私も、手を挙げていました。
しかし、この設問に手を挙げた方は注意が必要です。
「手伝う」という時点で、家事は女性がするものという
役割意識があるのです。
このような、役割意識は普段考えてもいませんが
この意識が、ハラスメントにつながってしまう要因の一つです。
少し自分に意識を向けて、自分の振り返りを行いたいですね。
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