安定を求めて

こんにちは
キャリアサポートオフィスprocessの
星野 宏です。

<安定>

物事が落ち着いていて、激しい変動のないこと
~デジタル大辞泉~
仕事を選ぶうえで「安定」という言葉をよく聞きます。
「安定した仕事が良い」「安定した仕事だから」
そもそも、安定とはどういうことなのでしょうか
給料が定期的に上がっていけば安定?
絶対に仕事がなくいならない保証があれば安定?
世の中は常に変化しています。
特に、近年はそのスピードが加速しています。
たとえば、ヒット商品のライフサイクル
中小企業研究所の調査によると
1980年代は5年越で売れていた商品の割合は全体の46.5%
占めていたが、2000年代に入ると5.6%まで減少し
2年未満で売れなくなってくる商品が50%を超えてきています。
また、インターネット、スマートフォンの普及
私たちの置かれている環境は決して安定しているとは
言えないのではないでしょうか
では、どうしうて安定を求めるのでしょうか
(実際にこの質問をすると答えられない方が多くて困るのですが)
正解はありません。
それは、その人その人で異なって当然。
問題は、自分がどうして安定を求めているかを知っていること。
そして、その求めている物が本当に安定なのかどうか知っていること
これが大切ではないでしょうか
何に安定を求めていきますか?
社会ですか?企業ですか?
私は周りに安定を求めていくことが不安定だと考えています。
周りで起こることは、私たちにどうしようもできないことがたくさんあります。
変化の激しい現代の中で、激し変動がないことを探し求めているのは
かくれんぼで誰も隠れていない部屋を一生懸命探しているようなものです。
いつになっても見つかるわけもなく探しさまようことになります。
ではどうすればいいか
自分が安定すればいいのです
どんなことが起こり、どんな事態になっても自分は何とかやっていける。
自分自身が落ち着いていて、激しい変動なく生活できる。
そう思えることが、本当の安定ではないでしょうか
そのためには、今何ができるかを考え行動し
いろいろな経験を積んでスキルをつけ
自分を創っていくことが必要です。
安定を探すことに時間を使いますか?
安定した自分を創るために時間を使いますか?

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